よみもの

2025/03/03
コロナワクチンで帯状疱疹が増えた!?
最近、帯状疱疹に罹る人が増えたと聞きます。
実際、周辺でも多く、ひどい頭痛やアザ、重症に陥るケースも出ています。

こんな噂が流れてきました。
「コロナワクチンが原因らしい」
ほんとうでしょうか?


帯状疱疹とは何なのか?
主に子供のときに罹った【水痘(水ぼうそう)】のウイルス【水痘帯状疱疹ウイルス】によって引き起こされます。
水ぶくれは数週間で消え、一旦治りますが、水痘帯状疱疹ウイルスは神経節に潜伏します。つまり、子供のときに罹った水ぼうそうのウイルスがずっと体内に残っているのです。
健康に過ごしていればまったく症状は出ません。しかし、加齢・ストレス・疲労・免疫力低下などが原因で発症します。
神経節に潜伏していたウイルスが神経を伝わり皮膚に到達、痛みを伴う赤い発疹が現れます。
これが帯状疱疹です。


コロナワクチンとの関連性
カリフォルニア大学でコロナワクチンと帯状疱疹の発症に関連があるのか、200万人を対象に調査が行われました。
結果から言うと、関連は認められませんでした。
しかし、200万人という大規模な調査が行われたということは、偶然かも知れませんが新型コロナとの関連を疑う時期に増えたからでしょう。


いったい何が原因?
もう一度、帯状疱疹が発症する原因を振り返りましょう。
加齢・ストレス・過労・免疫力の低下などです。
加齢:言うまでもなく日本は高齢化が進んでいます。罹る割合も増えるでしょう。
ストレス・過労:新型コロナ以降、仕事や生活スタイルが変化し、ストレスも増したのではないでしょうか。感染リスクを考えたり、マスクや手洗いうがいなど、心理的にも負担になっています。
免疫力の低下:コロナワクチンは、人間はあらかじめ持っている免疫に働きかけるものです。免疫に何らかの変化が起きることがないとは言えません。インフルエンザワクチン接種後に帯状疱疹が増えると言う医師もいます。

新型コロナの罹患・コロナワクチンの因果関係は今のところ認められていませんが、間接的に影響があるのかもしれません。
少しでもリスクを減らすため、良い栄養を取り、体に良いものを食べましょう。
国では高齢者に帯状疱疹ワクチンを勧めています。




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