よみもの

2022/12/03
うがいにイソジンを使うべき?水道水でじゅうぶん?
寒くなってきました。
暖房によりのどが乾燥する季節です。

新型コロナウイルスだけでなく、
インフルエンザの流行も心配されますので
より一層うがいの重要性が高まっています。

みなさんは何でうがいをしていますか?




うがい薬で有名なのは イソジンでしょう。
イソジンの成分はポビヨンヨードです。

ポビヨンヨード
殺菌作用の強いヨウ素
ポリビニルピロリドンを合わせたものです。




ヨードというと
ヨードチンキを思い浮かべる方も
いらっしゃると思います。
ヨードチンキは昔、
傷口の殺菌などに使われていた
赤褐色の液体です。

ヨードチンキ
ヨウ素アルコールに溶かしたもので、
殺菌力は強いのですが、
皮膚や粘膜への刺激が強すぎるため、
使われなくなりました。

そこで、
安全性を高めた
ポビヨンヨードイソジン
開発されたのです。

まとめると、

ヨードチンキ
ヨウ素+アルコール
殺菌が強力
皮膚や粘膜への刺激が強すぎる

ポビヨンヨードイソジン
ヨウ素+ポリビニルピロリドン
殺菌力が強い
皮膚や粘膜にやさしい

となります。

では、うがいイソジンが最適なのでしょうか?

私の地元に
イソジンを処方してくれない
お医者さんがいます。

イソジンを使いすぎるとのどの自浄作用を弱めてしまう」

というのです。
のどには自ら細菌やウイルスの侵入を防ぐ機能があり、毎日イソジンうがいをすると、その機能が弱まってしまう、
というのが持論のようです。

ちなみにそのお医者さんは解熱剤も処方しません。
自らの熱でウイルスをやっつけてるところだから、と。

で、こう言うそうです。

うがい水道水でじゅうぶん。塩素が入ってるから」




さて、考え方はいろいろです。
普段は水道水でうがいをし、
人混みに行ったときはイソジン
というのもありでしょう。

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