よみもの

2021/11/16
白いお米はなぜできる?【高温障害】について
皆さんのところへお届けしているコシヒカリ。
精米したお米、白米は 透き通った粒がほとんどです。

しかし、ときどき 白い粒が混じっていることがあると思います。
これはなぜ白いのでしょう…?




透明な粒は充実しているので光を通し、
白い粒は充実が足りないので光が乱反射しているのです。

水をコップにつぐと透き通っていますが、
炭酸の泡がしゅわしゅわしてたら白っぽく見えます。
それと同じです。




何らかの原因によって実が充実せず、
ちょっとスポンジ状になった粒が白く見えます。

1つの原因として、夏の暑さがあります。

稲は
昼間、光合成で作った栄養を
夜間、実に貯め込みます。




しかし、
夜暑いと貯め込むはずの栄養を使ってしまい、
実がちょっとスカスカになってしまうのです。
それで白く見えてしまう。




赤丸は全体が白いので
実が充実が足りなかった粒です。
青丸は外側だけ白いので
実ができていく後半に暑さの影響があったと思われます。
(実は内側からできていくので)

しかしながら
少し白い粒があっても味には影響ありませんし、
炊くと全部白くなり見分けがつきません。
また、もち米が混じっているわけでもありません。
もち米が白いのは違う理由があります。
その件は別の機会に書きたいと思います。

ろはすっぺでは
できる限り良い状態の
美味しいコシヒカリを厳選し
みなさんにお送りしております。


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