みなさんはどんなときに水を飲んでいますか？
「そりゃ、のどが渇いたときにきまってる！」
まあ普通そうかもしれません。でも、ほんとうにそれだけでいいのでしょうか？正しい水の飲み方を確認しましょう！

水を飲むタイミング
１． 起床時
睡眠中に失われる水分は約500mlと言われています。
夏は１ℓに及ぶこともあります。睡眠中は汗だけでなく、呼吸によっても水分が放出されます。血液中の水分が少なくなりドロドロになってしまうため、脳梗塞は朝方に多いのです。起きたらすぐにコップ１杯（200ml）の水を飲みましょう。
２． 運動前後
これは言うまでもありません。汗によって水分が失われます。運動後だけでなく、前にも飲むのがポイントです。もちろん、長時間に及ぶ場合は途中にも補給しましょう。
３． 入浴前後
入浴により失われる水分はなんと約800ml！！よって入浴前に200ml、入浴後に200mlは最低でも飲みましょう。けっして「美味しいビールのためにのどをカラカラにする」のはやめましょう。百歩譲って風呂上りすぐにビールを飲みたい方でも入浴前には水を飲んでください。
４．お酒を飲んだとき
アルコールには利尿作用があるので脱水症状に陥る危険性があります。それだけではありません。アルコールを分解するために水を使うのです。水を飲まないとアルコールの分解が進まず、二日酔いになりやすいことを覚えておきましょう。 なんとビール１ℓ飲むと1.1ℓの水分が失われるのです。 強いお酒はもちろん、アルコール度数の低いお酒でも必ず水を飲みましょう。
５．就寝前
これは起床後に飲む理由と同じです。水分が失われる前に補給しておくのが大切なのです。あまり冷たくない水を200ml飲みましょう。

水を１回に飲む量
コップ１杯、約200mlがおススメです。１度に大量の水を飲むと、尿として大量に排出されてしまうため、効率よく体内に吸収させることができません。こまめに分けて飲みましょう。

スポーツドリンクではダメなの？
失われた水分は水で補うのを基本としましょう。ジュースやスポーツドリンクには糖分が含まれているため糖分を摂りすぎてしまう恐れがあります。ゼロカロリー飲料も人工甘味料の弊害が指摘されています。脳は「甘いものを飲んだ」と判断したのにカロリー（エネルギー）が摂取できないため、より多くの甘い物を欲してしまうという悪循環に陥ってしまうのです。

お茶ではダメなの？
お茶には利尿作用があるため、体に吸収される水分は水より少なくなるので注意しましょう。また、お茶にはカフェインが含まれているので、寝る前は避ける必要があります。
やはり水をメインに飲むことが大切です。

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