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2020/01/22
なぜお米を研ぐのか?
みなさん、ご飯を炊くときにお米を「研いで」いますか?
たぶん「軽く洗って」いると思います。
それが正しいです。
では、なぜ「お米を研ぐ」というのでしょうか?
玄米には外側に「ぬか」と言われる層があります。これは3層になっていて、外側から果皮・種皮・糊粉層といいます。
「ぬか」にはミネラルやビタミンが豊富に含まれているので体にいいのですが、あまり美味しくないので、削り取って白米にします。
これを「精米」といいます。
玄米より白米の方が圧倒的に美味しいものですから、「精米」するのです。
しかし、昔は精米技術が今ほど進んでいなかったため、精米した白米にも表面に「ぬか」が残っていました。だから、水に浸して米同士を強くこすり合わせて「研ぐ」必要があったのです。
そして現代では精米技術が上がり、お米を「洗う」だけでよくなりました。 しかし、「お米を研ぐ」という言葉が残り、今でもそう呼んでいるだけなのです。
お米の研ぎ方(洗い方)
まずボウルに入れたお米に水を入れ、指先で2〜3回軽く混ぜます。この水は早く捨てるのが重要です。なぜならこの時点でどんどんお米が水を吸収してしまうからです。つまりせっかく洗っても汚れた水をお米が吸収してしまうおそれがあるからです。 次
からは慌てなくていいでしょう。また水を入れて指先で20回くらいかき混ぜてから水を捨てます。これを2〜3回。 多少水が濁っていてもかまいません。
世の中には「無洗米」という洗わなくていいお米も売っています。
しかし、味が落ちる・炊いたお米が硬い、などの理由から採用しないお米屋さんも多いのです。
「ろはすっぺ」では無洗米ではなく、美味しさを残した精米を行っています。
ですから「お米を洗う」必要があります。 正しい「お米の洗い方(研ぎ方)」で、美味しいコシヒカリを食べましょう!
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