よみもの

2019/08/17
いろいろな温泉が楽しめる!栃木県の温泉地5選+穴場温泉
栃木県は温泉地がたくさんある温泉天国です。
今回はその中でも人気のある温泉地を5つと、穴場の温泉地を1つご紹介しましょう。
 
1. 鬼怒川温泉
泉質は無色透明な単純弱アルカリ泉。
肌にやわらかく、神経痛や五十肩、疲労回復や健康増進に効くと言われています。湯量も多く、かけ流しの宿も数多くあります。
東武鉄道により東京からのアクセスも良く、多くの観光客が訪れます。
鬼怒川温泉の一番の特徴といえば鬼怒川渓谷の美しさと壮大さでしょう。深い緑色の水と場所によって違う岩肌の変化は必見です。
積極的に鬼怒川渓谷を楽しみたい方にはライン下りもあり、大変迫力があります。

2. 塩原温泉
塩原には約60件の宿数に対し、多種多様な源泉がなんと150以上もあります。
「温泉遺産」とも呼ばれるその種類の豊富さは、泉質・色・pH・効能・温度、ロケーションも様々です。
延暦25(806)年に元湯温泉が発見されたのが始まりといわれる古い歴史があり、多くの文人にも愛されました。夏目漱石・尾崎紅葉・徳富蘆花・与謝野晶子・与謝野鉄幹・国木田独歩…、特に尾崎紅葉は代表作「金色夜叉」をこの地で執筆したと言われています。
渓谷の美しさも格別で、新緑や紅葉の時期には多くの観光客が訪れます。

3. 那須温泉
那須湯本温泉、板室温泉、大丸温泉、弁天温泉、北温泉など8つの源泉があり、様々な泉質を味わう湯めぐりを楽しむことができます。
中でも那須湯元温泉は硫黄を多く含むにごり湯で湯温も高めで、効能を実感される方も多いです。
那須御用邸が近く、天皇家に愛され続ける壮大な自然を満喫できます。
他にも観光スポットや施設も多く、家族連れでも楽しめる観光地です。

4. 日光湯元温泉
世界遺産登録の二社一寺からいろは坂を上ると中善寺湖広がります。そこからさらに上って標高1478mにある「湯ノ湖」の湖畔に日光湯元温泉があります。
日光の奥座敷といわれ、約1200年前に日光開山の祖・勝道上人が発見したとされる名湯です。
泉質は白濁の硫黄泉で、神経痛やリウマチに効くといわれています。
日光湯元温泉の下にはさらに2つの温泉地があります。
中善寺温泉:日光湯元温泉から下ると雄大なせき止湖「中禅寺湖」があり、その周辺の温泉地が中禅寺温泉です。前述の日光湯元温泉から源泉を引いています。中禅寺湖が目の前に眺められるだけでなく、そこから落ちる壮大な華厳の滝も近くにあります。
日光温泉:中禅寺温泉からさらに「いろは坂」を下ると、世界遺産登録の二社一寺があります。その周辺にある温泉地が日光温泉です。世界遺産の観光目的ならここが一番です。

5. 湯西川温泉
平家落人伝説が今も息づく山奥の温泉地です。
壇ノ浦の戦いに敗れた平家落人がこの地に逃れ、隠れ住んだという伝説がある温泉地。平家落人に関係するものも多く残っており、資料館やお寺、そして実は温泉も平家落人の子孫が発見したと言い伝えられています。
泉質は無色アルカリ単純温泉。約pH9という数値は関東でも屈指のアルカリ泉です。美肌の湯といわれ、楽天トラベル「美肌の湯」ランキング2016で1位を取ったほどです。
景色の良い露天風呂、落人料理の数々がお楽しみいただけます。

さてこの後は、冒頭でお伝えした通り『栃木県の穴場温泉地』をご紹介します。
それは【馬頭温泉郷】です。
那珂川沿いに点在する【馬頭温泉郷】は「美人の湯」として知る人ぞ知る温泉郷なのです。
中でも【日本で最も美しい村】に登録されている那珂川町小砂(こいさご)にある【ホテル美玉の湯】は特筆すべき名湯です。
地下1,200mもの深さからくみ上げられた温泉は、前述の湯西川温泉に匹敵するpH9.2というアルカリ泉です。入湯して腕をさらっとこすると驚くほどの滑らかさで、それはまさに美肌の湯。つるつるになるお肌を実感できます。

ホテル美玉の湯ホームページ
http://mitamanoyu.com/

その源泉近くの地下800mから汲み上げた冷鉱泉【美玉の水】
澄んだ中にも優しい甘味が口いっぱいに広がります。
そのまま飲んでも、お茶やコーヒーを淹れても美味しいです。

ろはすっぺ 美玉の水のお店
http://www.lohasuppe.com/shopbrand/water/