よみもの

2019/07/12
コシヒカリの稲穂の赤ちゃん(幼穂)ができてます。
もてぎのコシヒカリの稲穂は、7月下旬から8月上旬にかけて出てきます。
そして花が咲き、中身が充実していき、9月中旬に稲刈りをします。

でも、もう稲穂の赤ちゃんはできているんですよ!

かぐや姫さながら、稲の茎の中にそれはいます。
茎を割ってみましょう。



赤い矢印の先の、ろうそくの火のような形のものが稲穂の赤ちゃんで【幼穂】(ようすい)といいます。このときの長さ約8ミリ。

目には見えませんが、小さな米粒が200から300粒できています。
これから粒の数を減らしながら成長し、稲穂となって出てくるときには80粒前後になります。

この稲穂の赤ちゃん(幼穂)が1cm弱くらいのときに、しっかり栄養分(肥料)をあげるとお米がたくさん取れます。このときに与える肥料のことを【穂肥】(ほごえ)といいます。

今年は気温が低いので、この穂肥のタイミングが昨年より遅めです。
農家さんは稲のようすを見ながら、ときには稲の茎を割ったり、葉の色を見比べたりしながら、追肥をします。

ろはすっぺのスタッフも農家さんの田んぼに行って、穂肥のアドバイスをします。
草丈・節の長さ・葉色・幼穂の大きさを測り総合的に判断します。

ろはすっぺ もてぎのコシヒカリのお店
https://www.lohasuppe.com/shopbrand/rice/