よみもの

2024/01/16
「薬屋のひとりごと」 漢方の知識
「薬屋のひとりごと」というアニメが人気です。

花街で薬師をしていた猫猫(マオマオ)という少女が、あることから後宮の下女となり、薬学・医学・化学の知識を使ってさまざまな事件を解決していくお話です。

知識不足から知らず知らずのうちに毒を摂取して体調を崩してしまったり、毒を盛られたことに気づかなかったりと、猫猫がいなければ闇に葬り去られていた事件が少なくありません。


解決に導く知識は「漢方」に関するものが多くみられます。
明らかな毒もありますが、量・組み合わせ・体質などにより「毒にも薬にもなる」漢方薬。
中国三千年の歴史と言いますが、きっと多くの犠牲の上に確率されたものなのでしょう。

中国最古の薬学書「神農本草経」は約二千年前に書かれたものです(所説あり)
そこには365種もの薬物の記述があり「上品」「中品」「下品」の3つに分類されています。

上品:無毒で長期服用が可能な養命薬 120種
中品:毒にもなり得る養性薬 120種
下品:毒が強く長期服用が不可能な治病薬 125種

この「上品」つまり無毒で毎日摂取できる良い薬の中に「ヨクイニン」が書かれています。
ヨクイニンは「筋急し、拘攣して屈伸ができないものや、久風湿痺を治し、気を下す」つまり「筋肉が緊張して引きつり曲げたり伸ばしたりできないもの、体の痛み・筋肉痛・リウマチなどを治し、気を落ち着かせる」効果があると書いてあります。

痛みをやわらげたり、気持ちを落ち着かせたりする効果以外にも知られているのは「イボ取り」と「美肌効果」です。

中国最古の薬学書「神農本草経」に「上品」として記載され、イボ取りや美肌効果としても知られる「ヨクイニン」とは、ハトムギの実の中身そのもののことです。

毎日摂取しても良い薬「ヨクイニン」はハトムギの中にたっぷり入っています。
はとむぎ茶や、全粒粉「はとむぎ焙煎粉」なら簡単に続けることができます。


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