よみもの

2023/12/04
冬はなぜ乾燥するのか?大きな原因は2つ
乾燥する季節、冬がやってきました。
肌やのどが心配ですね。

ところで、なぜ冬は乾燥するのでしょうか?
大きな原因は2つあります。


1.飽和水蒸気量が小さくなるから
理科でつまづいた方もいらっしゃるであろう「飽和水蒸気量」
空気中に含むことができる水分のことです。
コップで説明しましょう。
おちょことジョッキでは入る水の量が違いますよね?
冬の空気がおちょこで、夏の空気がジョッキだと思ってください。
冬の空気はおちょこなので、あまり水分を入れられません。
夏の空気はジョッキなので、たくさん水分を入れることができます。
つまり、そもそも冬の空気は水分をあまり含めないので、水分自体が少ないのです。
その冬の空気が暖房で温められると、ジョッキくらいに大きくなった空気におちょこの量の水分しかなくなってしまうので、よけいに乾燥します。
だから暖房の効いた室内では、より乾燥するのです。


2.日本海側で雪を降らせたあと乾燥した空気が太平洋側に吹くから
これは太平洋側に当てはまる話です。
日本の地形と気象条件(気圧)が生み出す乾燥なのです。
冬は西高東低の冬型の気圧配置が多くなります。
風は高い方から低い方へ吹くので、西から東に風が吹きます。
さらに地球の自転の関係もあり、北西から南東に吹くことが多くなります。
日本海でたっぷりと水分を含んだ風が、山に向かって上昇気流になり、雲ができ、雪を降らせます。雲のでき方は1で述べた飽和水蒸気量が関係しています。
この仕組みが世界有数の豪雪地域を作っているのです。
雪を降らせて乾燥した空気は、山を越えて太平洋側に降りてきます。
寒い山から少し暖かい平野に降りてくるので、飽和水蒸気量の関係で更に乾燥します。
からっ風と呼ばれていますね。


さて、以上が冬の空気が乾燥する2大原因です。
つまり避けようがないわけです。
小まめに水分を補給し、加湿器やマスクで喉を保護し、お肌の乾燥を防ぐためのものを塗るなどすることになります。

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と、まるでこれからの季節のための3つがそろっています。

ちょっと覗いてみてくださいね。


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